リビルトパーツには品質基準が無い為、独自の高い品質基準を設けておりますその品質が保たれているかを判断するのが診断機です。
近年、車輌は電子制御化が進みミッションが故障してもミッション本体に原因があるのかコンピューターに原因があるのか、特定するのが難しく従来のミッション単体で作動させるテスター機では正常な作動確認が困難です。
当社では、この様な車種でも正確にミッション内部の作動状態がわかるよう、テスター機にミッションコンピューターの情報を内蔵させ、ミッションがコンピューターからの情報通りに作動しているか、ソレノイドバルブがコンピューターの情報通り作動しているかコンピューターが診断し判断します。
■ソレノイドバルブ
当社では非分解パーツのソレノイドバルブを自社工場で完全分解しリビルトをしております、高性能なテスターマシンでソレノイドバルブを新品同様に甦らせることで低コストに抑える事ができ皆様のニーズにお応えします。
リビルトしたソレノイドバルブはメーカー別にテスターマシンへ掛けテスターマシンからの送られた情報通りの作動を行っているか確認します。
リビルトされたソレノイドバルブをバルブボディへ装着しテスター内臓のミッションコンピューターから実際にミッションへ搭載し走行した状 態を再現しミッションコンピューターからの情報通り作動しているかテストします。
車種別に車速、アクセル開度に応じた変速点でのタイムラグや変速ショック状態が解り、油圧状態、ソレノイドの作動状態がひと目に解り、そ の状態をコンピューターへフィードバックしコンピューターが出した情報通り作動していたか診断します。
■MTミッション
MTミッションのリビルトは軽自動車からトラック4t車まで幅広く取り扱っております、特に最近ではトラック系ミッションに尽力を注ぎ、いすゞ社エルフではスムーサーミッションまで取り扱っております、スムーサーミッションの変速はトルクコンバーターで行われますが、当社には非分解パーツであります、トルクコンバーターまで完全に分解し、完全オーバーホールを自社工場で行っております、内部構成部品も当然非分解の為、供給がありませんが当社加工工場で部品まで製造しております、こうする事によりコストダウンでき安心して皆様に販売頂けます。
実車での走行状態での負荷を掛けミッションを変速させ、変速時の 状態・高負荷時の抜けを確認し、異音やオイル漏れ等点検をします。
車輌ごとのエンジン出力がテスターのコンピューター内部に情報入力されておりその車輌のエンジン出力を掛け検査を行います。
エンジンのリビルトは軽自動車からトラック2t車まで幅広く取り扱っております。特に最近は軽貨物を中心に商用車の完成品在庫を豊富に持つことで即納体制を強化しております。当社エンジンはコア状態に左右されず必ず交換する基本交換部品の設定基準を高くする事で安定した品質を確立しておりますまたファイアリングテストを行なう事で安心して使用して頂ける様に努めております。
完成したエンジンは10機の各メーカー別にセッティングされた専用テスターで全てファイアリングテストを行います。ファイアリングテストでは、他に冷却水の吹返しや異音の有り無し、オイル漏れ、水漏れが無いかの点検と各ポートの点検をします。
近年の車輌はメーカーの低燃費性重視の観点から、エンジン負荷が掛らないモーター式に移行しています。モーター式のラック&ピ二オン、コラムはEPS(パワステコンピューター制御)となり、開発に時間を要します。当社では、いち早くモーター式ラック&ピ二オン・コラムに取り組みコンピューター内蔵テスター機を開発しアイテムを増やしております、また油圧機械式では軽自動車から乗用車はもちろん、最近では2t車から大型10t車までアイテムの幅を広げ、お客様のニーズにお応えしております。
テスター機に各商品の油圧・オイル吐出流量のデーターが入力されておりオートメーションで検査し商品の数値が規定値に達しているかをコンピューターが診断します。
【油圧テスト】
ポンプの最大油圧を発生させ5分間保持しリリーフを3回連続でテストし、最大油圧が規定値に達しているか、油圧を一定に保持できているかを確認します。
【オイル吐出流量テスト】
回転数感応型ポンプは低回転域から中回転域(1200rpm)まで最高吐出量を吐出しそこからオイル量はリリーフされていきます、この吐出量を2回連続で測定し2回とも規定の流量がその回転域で吐出されているかを確認します。
各車種によって油圧が違いますので、車種ごとの油圧データーが入力されておりオートメーションで検査し商品の数値が規定値内に入っているかをコンピューターが診断します。
各車種のPSコンピューターをテスターに内臓し、コンピューターからのトルク通り作動しているか作動状況をフィードバックしコンピューターが診断します。
当社のリビルトオルタネーター・セルモーター・ACコンプレッサーは自社工場にて分解・組立・検査を一貫して行っており消耗部品の交換はもちろん、構成部品を検査し安定した製品品質の管理を行っております 低コストで保証も2年2万キロのロング保証でご提供しております在庫も軽自動車から大型トラックまで常時10万点のアイテムを取り揃え即時即納体制でニーズにお応えします!
使用する構成部品は一定の品質基準を保つ為に専用の測定器で性能検査を行います。
ステーターコイルに高電圧を掛けステーターコイルの被膜による電圧漏れやステーターコイル間のショート等を検査します。
ICレギュレター単体に電流を流しICレギュレターの作動チェックを実際にオルタネーターに取り付いた状態を再現し検査します。
完成したオルタネーターは専用のテスターマシンで全て性能検査を行います テスターマシンにはオルタネーターの基準値がテスター内にインプットされており低回転~高回転時でのオルタネーターからの発生電圧電流またオルタネーター内部構成部品の電流状態等をテスターマシンが独自で診断しインプットされている基準値に対してクリアーできているかを判断し合格した製品を出荷します。
完成したセルモーターは専用のテスターマシンで全て性能検査を行います このテスター内部にセルモーターの基準値がインプットされており負荷時でのモーターの回転数、モーターのトルク値、モーター内の電流が正常に流れているか等を測定しその数値をテスターマシンが独自で診断しインプットされている基準値に対してクリアーできているかを判断し合格した製品を出荷します。
真空検査をクリアしたコンプレッサー本体に、リビルトされたマグネットクラッチを装着しシュミレーション検査を行います。
テスターマシン内部にはコンデンサー・レシーバータンク・エキパン・エバポレーターが内蔵された実際の車に搭載した状態を再現したテスターマシンで検査を行います、外気温を測定し高圧・低圧の状態、高圧からガスの液化状態~気化されるまでの状態がモニターに映し出されひと目で分かるようになっており、またテスターマシンには送風口がありそのから実際に冷やされた冷風が確認できます